リネン生地の代表的な種類とそれぞれの特徴とは?
リネン生地の代表的な種類とそれぞれの特徴とは?
最近は自宅などでも、家族全員の洋服を手作りしている方が多くなりました。ハンドメイドを趣味にしている女性が増加傾向で、街中でも手芸用品店がたくさんオープンをしているわけです。ミシンを用いることで比較的簡単に生み出すことができるため、これから挑戦をしようという方も大勢います。そこでここでは、人気の素材について解説をしていきます。リネン生地は昭和から平成でも、定期的にブームとなっていた生地でした。綺麗な光沢を持っているのがポイントで、その肌触りはまるでシルクのようだとも言われたわけです。リネン生地は大きく分けて2パターンが存在をしており、2種類のなかでも高級なものは、ナイロンの糸をつかって仕上げているものになります。リネン生地はおもに春・夏服に採用をされており、風通しの良さが際立っているものです。なお、シルクも大きく分類をするとリネン生地に含めることができ、こちらは高温多湿の室内で保管をしてはいけません。
リネン生地の中で最上級の品質を誇るフレンチリネン
リネン生地は繊維が細かく滑らかな肌触りのアイリッシュ、肌に優しく赤ちゃん用品に使われるコットンリネン、ポリウレタンとの混紡生地のストレッチなどがあります。なかでも最上級のクオリティといわれているのは、フレンチリネンで、使っているうちに少し光沢がある風合いに変化することが特徴です。 水と涼しい気候に恵まれたフランス北部で栽培された亜麻が原料で、通気性が良く柔らかな肌触りのため、長く愛用できるリネン生地として衣料品などに使われています。毛羽立ちにくさと汚れにくさが、長持ちする理由で、リネンに含まれるペクチンという成分が独特の光沢を作ります。 フレンチリネンは、シャツ・ブラウス・ワンピースなどの衣服や、スリッパなどの雑貨に様々な用途で使用されています。リネン100パーセントとは思えないような柔らかさで、クッタリとしているので、リネン生地が苦手な人も、気持ちよく身に付けることができる素材として評判です。